旅。建築の歩き方

建築家それぞれの思い出に残る海外旅行（建築旅行でなくともよい）について聞き語り形式で写真・スケッチなど挟みながら進んでいきます。

同じ場所を見てもそれぞれ感想が違うのが面白かったり。（特に、アルジェリアのガルダイヤは行くべき場所のようです）

スケッチブックは必須か？との質問にも、yes・noとそれぞれの答えがあったり。スケッチするポイントも全体図だったりディテールだったり同行者の後姿だったり（笑

感じ方、それを帰ってから活かす方法も、本当に人それぞれですね。

ただ、時代的にも方向的にも無茶な旅をする方が多く、普通の人がためらう「言葉が通じないし･･･」とかそんなもの乗り越えちゃってます。

読むと旅に出たくなるのは勿論ですが、その前にこの本に出てくる建物・本・人物などじっくり調べたほうがよいのか？そんなものは気にせず行っちゃったほうがよいのか？建築家の皆さんの答えはどうやら後者のようです。

若いうちにどんどん行っちゃえ！！

個人的には妹島さんが思っていたよりほんわかした普通の女の子のノリなのがおもしろかったです（笑